孤独を知っている強さが好きです

あなたにも こんな風に 孤独を感じる夜が

きっとあるのかな、と思います。

ほんとうは 頭の中を全部 誰かに話してしまいたい

けれど 思ったように受け取ってもらえるとは限らなくて

言葉にしてしまうと 想いがどこか形を変えてしまって

ほんの一握りも伝わらなかったり 伝えられなかったり

その失望の方が ずっと怖いから 

無力感に打ちのめされてしまうから

それなら最初から わかってもらおう 理解し合おうなんて

しない方がまだラクでいられるから 救われるから

これ以上傷つきたくもないから もっと惨めになるのは嫌だから‥

本当に出してしまいたい言葉は心の奥にひっこめる

なにごともなかったかのように

はじめから何も感じていないかのように。

お互いに思いやり合い気遣い合っている方が

安心して心地良く人と一緒にいられるって知っているから

大切な誰かにも気持ちよく安心していてもらいたいって思うから

超えていけない 超えたくない

臆病さであり 優しさであり

強がりでもあり 溢れる温かな思いやりでもあり

そんなのはとっても面倒くさいなぁって

素直にぶつかっていけないところをうらめしく思いつつも

そんなところがまたけなげで可愛くて

不器用で優しくて 人間らしいなぁと

そしてまた私は

やっぱりそういう人が好きだなぁと思うのです。

孤独を知っている 弱さを知っている

そういうのが本当の強さなのだろうな、素敵だな、と感じるのです。

 

そんな伝えきれない自分の気持ちは

まず全部自分に話して 全肯定でうなずきまくって

心の中だけで思っていると同じ思考がぐるぐるしてしまうから

私の場合はこうして言葉にして書くのだけれど

100%共感して 1ミリもズレなく伝わる感じる感覚を喜んで

心がふんわりと軽くあったかく広がり始めるのを味わいながら

安心して 満たされて 眠るのでした。