若気の至り。

未熟で幼稚な自分自身の言葉が気恥ずかしく思えては

自分の内側の価値観やエネルギーの変化の度に

過去に書いたものを消し去りたいような衝動に

ブログなども何度か仕切り直してきましたが。

 

そう思うと本を書いたりする人は凄いですね。

若い頃の文章もずっと残り続け読まれ続けるのは

どんな気持ちなのかと思います。

私もここしばらくまたその気持ちがやってきましたが

今回は恥じを忍んで過去もそのままを受け入れ

残す練習をしてみます(笑)

 

 

 

私も、そうなのだと思います。

何がかというと、

完璧主義の傾向がある所が、です。

 

 

目指す理想が高いのも良いことかもしれませんが

そうでなかった過去の自分、

そのようにすぐにはできない今の自分、

さらにはそのようでない他の人までもが

あまりに許せなく思えたり嫌いだったり

受け入れられないでいると、

自分もしんどかったり

他の人にまで何だか息苦しいような思いを

知らずしらずにもさせてしまったりもしますね。

 

前は、高みを目指すことや

華やかに目立って活躍することにも憧れたり

そんな人をすごいと思ったり

人から尊敬されるような人間になりたいと

思ったりしていたこともありましたが。

 

今は、そんな風に思うほどに

自分を見失いやすくなったり

人との関係もうまくいかなくなりやすいことが

身をもって少しずつわかってきた気がします。

 

 

自分自身をよく知っている本当に心の強い人は

自分が自分が、などとでしゃばらないし

素晴らしく見せようなどともしないし

自分の至らない所もよく知っているから謙虚だし

人にも優しく

自分のことも赦し

身の丈に合った生き方をし

穏やかで静かに強く、温かで広いのだなと

最近殊に思います。

 

 

私も、自分の若気の至りもそっと赦して

何者でもない自分で

ただ微笑んでいたいものです。