人の言葉が気になるときに

人が何と言うか、

それも自分にとって存在の大きな人

大切な人―尊敬し信頼し慕いたいと思える人ほど

その言葉には大きな意味があると思ったし

大事にしたかったし 近づきたかったし、

気にして、受け止めて、受け入れて、自分に上書きして。

 

私もずっとそうしてきたこともあったけれど。

 

真実のようにもっともらしく

自信を持って絶対的に正しいかのように

強く熱く語られていることの中にも

完璧に正しいことなどあり得ないと

今は思うのです。

 

覚悟が足りないから決断ができないのか

思いやりがないから行動をとらないのか

勇気がない臆病者だからやめるのか

計算高いから感覚に従わず安全を取るのか

 

生きていれば色んなことを言われたり

思いを向けられることもあり。

人の言葉はその人にとっての真実かもしれないけれど

私にとっても、他の誰かにとっても

そうとは言い切れないから。

 

人の言葉を真剣に聞き理解しようとするのも

大事なことかもしれないけれど

すべてを真に受け 自分を責めたり不安になったり

変わらなければと焦る必要はないのです。

 

地位があったり、様々な能力があったり

声が大きかったり、自信に溢れてたり

見えないものが見えたり(!)

素晴しく見える人が人格的にも優れているとか

絶対に正しいとか、高い次元にいるとか

そういうことはないのですよ。

 

だから。

自分にとっての真実と感じられるものを信頼して

必要あってそうなること、そうしていることを

自信を持って受け入れて

時には人の言葉も右から左に受け流すのもOK、

あなたの世界を今日も大切に優しく育んであげてくださいね。