やっぱり好きだな、と思う人

明るくて 華やかで 強くて 面白くて

自信に溢れていて 前へ前へと

目に見えて活躍していたり 形造っていたり

キラキラして見える人に モノに

憧れたり 惹き付けられたり

それもまた素晴しいことではあるけるど

自分もそこを目指さなくてはならないような

一瞬ワクワクにも思えて 実は焦りのような

そんな所を通り過ぎて見えて来たのは

 

やはり自分が好きだな、一緒にいたいな、

こうありたいな、と思うのは

穏やかな、静かな、温かい優しさと

人の痛みのわかる思いやりに満ちていて

華々しくはなくともささやかなことに喜べて

自分が先になりたい、自分が活躍したい、

自分が正しい、と前のめりに主張するよりも

一歩譲れて ものごとにこだわり過ぎない、

そんな人や場所やモノたちだなと思うのです。

 

 

もう既に目の前にあるのに見えていなかった、

見えなくなっていた時には

地味でつまらなく思えていたものの中にあった、

奥深さや趣き深さ、味わいが少しずつ

感じられるようになった自分自身にもまた

嬉しく愛おしさが増してくる気がします。

 

 

もちろん、人もものごとも

あれかこれ、はっきりどれか一面、だけではなく

なんというかグラデーションのような

色んな側面を持ち合わせた、曖昧なものであり

その幅も奥行きもそれぞれだから

どっちがどう、二つに一つ、ではないのだけれど。

 

大まかな、自分の心地よいところを知るための

一つとして。

 

その枠をなるべく広げたい時もあれば

無理なく気持ちの良い所に居たい時もあり、

また自分にとってのそれを知るために

人間あれこれしてみたり

あちこち行ってみたくなるのかも知れません。

 

そして似たようなことを懲りずに繰り返したり

危ないかなと思いつつも行ってみたくなったり

はたまた過去の痛みを思い出してしまい

本当は大丈夫なのに恐くて行けなかったり。

 

 

そう思うと、自分も含め人って

なんとも面白く可愛いものだなと

微笑ましくさえ思えてきますね。

そうしてまた日常の色んな音や慌ただしさの波に

すぐそんなことを思っていたことも忘れて

子どもたちを追いかけ回し声を張り上げたり

楽しそうなことにワクワク飛び付いてみたり

一喜一憂、心を騒がせてしまう

私もまたごく普通の人間なのですけどね(*^^*)

 

 

今日もゆったり楽しく いきましょう☆