上から目線。

努力をして乗り越えたり

勇気を出して克服したり

チャレンジして達成したり

苦労をして成長したり

それらは確かに素晴らしいことなのだけれど

自分がそうやってできたこと、やってきたことは

今度は人にも教えてあげたくなるし

できる、こうなれる、と体験から信じているから

次第に人に対して知らず知らずに

上から目線になったり決め付けたり押し付けたり

そしてできない人、やらない人には

努力が足りない、覚悟が足りない、

気持ちが足りない、臆病だ卑怯だ楽ばかりして…

 

とても素晴らしい活動をしていたり

人に社会に貢献している部分があったとしても

もちろんみんな最初は純粋に人のためを願い

始めることが多いと思うのだけど

いつの間にか傲慢になったり見下したり

もっと尊敬されたい、人より上になりたい、

自分のやり方が1番良いはず、みんなもそうすべき…

 

批判し否定しイライラし周りにも息苦しくさせ

思い通りにならないことに自分も苦しむ、

そんなサイクルに陥いる可能性は誰しもあります。

 

そんな相手にしんどくなっていたなら

どんなに凄い人だと感じていたとしても

本当に相手の言動を信頼し受け入れる必要があるか

自分の大切な心や時間やエネルギーやお金などを

そのことに注ぐ必要があるのかどうかを

もう一度冷静に考えてみましょう。

 

そんな態度や思考に自分がなっていたなら

人それぞれにニーズも限界も

持って生まれた様々な要素や器も違っていること、

そして最初の純粋な温かく生き生きとした想いを

もう一度思い出してみてくださいね。

当たり前になって気付かずにいた

大切なものを失ってから後悔しないためにも、ね。