耐えられないのは弱いからじゃない

がんばりたいし、がんばれると思ったけれど

がんばれない時だってあるよね。

もう大丈夫だと思ったけれど

やっぱり大丈夫じゃない時が来たりもする。

 

理想の自分になりたいけれど苦しくて

ちゃんとできる大人な自分でいたいけど

たまには子どもみたいに安心して守られて

無邪気に甘えてみたかったりもする。

 

みんなそうなのかも知れないね。

完璧に素晴らしく立派だけの人など

どこにもいないから。

 

 

そんな時には、無理してやせ我慢して

なんとか自分で立とうと格好良くあろうと

張り詰めているところ

離れなくちゃと意地で押し退けてるところ

少しだけ弛めてあげることを自分に許して。

 

弱いところ見せるのは怖いけどね。

 

みんな本当は弱いところ持ってるから。

笑ったりバカにしたりしない。

する人がいたら、

人を下げることでなんとか自分を保ってる

信頼して弱さを出すことのできない

そっちが本当の意味で、弱い人。

気にすることない。

 

遠慮しないで、信じて、自分の望むこと

100%全部でなくとも

自分に叶えて優しく甘えさせてあげて。

 

少し弛んで余裕ができたところでまた

思いがけない新たなアイディアや

より良い解決策、

進むべき方向が見えてきたりするもの。

自然と自分から歩き始めたくなる。

 

耐えられないと感じるのは弱いからじゃない、

きっともう十分がんばって精一杯やって

少しもゆとりないほど張り詰めているから。

 

志高いのも素晴しいけれど、

耐えきれず切れてしまったら

その後のダメージはもっと哀しく、もっと長い。

きっと、そんなことは誰も望んでいないはず。

 

甘えてもいい。

ダメな人になってもいい。

無駄があってもいい。

寄り道、周り道したっていい。

 

ただ、元気で笑っていてほしい。