過ぎたるは猶及ばざるが如し

足りなすぎても良くないけれど

多すぎるのも足りなすぎるのと同じように

良いことではないんだよ、と。

 

この言葉がこの頃よく頭に浮かびます。

 

素晴らしいとされることは多ければ多いほど

良いと思われがちだけれど

何事もやはりほどほどが良いのかなと

さまざまな場面で身に沁みて思います。

 

怒ったり、哀しんだり、は

上手にある程度出すことも必要ではありつつも

肝心な場面では抑えるように気をつけていたり、

行き過ぎれば人間関係だったり

積み上げてきたものがうまくいかなくなると

たいていの人が気付いていると思うけれど、

楽しいことも、嬉しいこと、喜ばしいことも

また同じで。

 

多ければ多い方が良い、

高い方、大きい方、美しい方、華やかな方、

優しい方、あるいは厳しい方、きちんとした方、

気持ちの良い方、面白い方、可愛い方、

安心な方、強い方、できる方、、、

 

挙げればきりがないけれど、

もっともっと

上へ上へ

追い求め過ぎてしまうと

最初に純粋に想い描いていた望みや願いとは

気がつけばなぜか反対の場所へ

たどり着いてしまうように思います。

 

そこだけが叶っても、

飛び抜けた分バランスを失って

別の大切な部分に歪みが出るかのように。

 

心は高揚するけどね。

これこそ魂が求めてる!と磁石のように

惹きつけられて止まないけどね。

自分の直感がこっちだって言ってる!

これが私の本当の心からの望みだったんだ!

と思うけどね。

 

落ち着いて、時間をかけて、

自分の心が穏やかに安定しているのを確かめて、

イマジネーションを働かせてみて。

 

知らず知らずに傷つけてしまう大切な人や

もしくは自分自身だったりが

どこか陰にいないかな。

善かれと思ってしていることが

何かを誰かをダメにしてしまっていないかな。

自分を犠牲にする必要もないけれど、

自分だけ幸せなのが、

すあるいは幸せなつもりなのが

本当にあなたの望む幸せなのかな。

 

 

 

今日も、もうすでにたくさん満たされていることに気付いて、おなかから温かに過ごされますよう☆