何もかも投げ出したいと思う時には

がんばって がんばって

やりたいことばかりでもないけれど

みんなの役にも立ちたいし

幸せになってほしいから

自分のためにも乗り越えたいし

やり遂げたいから

我慢もして 努力もして

もちろん、自分がしたいからでもあって

全く犠牲になったとかでもないのだけれど

 

時折やってくる虚無感や、怒りや悲しみ、

もう何もかも投げ出して

ただただ守られて 満たされて

赤ちゃんの頃ように安心して眠りたい気持ち

いつもいつも人のことばかり

お世話したり 受け止めたり 与えて 気遣って

本当は自分だってたまには

して欲しいのに

甘えたいのに

ぶつけたいのに

 

そんなことしたら壊してしまうから

みっともないところ見せる訳にいかないから

大人げないこと 恥ずかしいことだと

意識的にも無意識にも 教えられてきたから

社会の中で様々に関わり合って生きてるから

 

怒りをあからさまに出す訳にもいかない

感情的にぶちまけたり

日々のすべきことや役割をいっぺんに

放り出してしまう訳にもいかない

 

だからといって内側に湧いてきているものを

押し殺して なかったものにしようとしても

今度は喜びや楽しみまでも

いつの間にか感じなくしてしまう

 

 

無条件の愛であったり完璧なものを目指す程

自分がそうありたいと理想を追い過ぎれば

純粋な優しさや情熱から出発したはずが

自分がそれを周りから得られないことに

腹が立ち、失望し、

苦しむことになるのかも知れない。

 

 

できる範囲で感情も出してあげてたり

できる範囲で自分を満たしてあげてたり

人にも頼ってみたり 伝えてみたり

どうするともっと良いかと工夫もしてみても

 

そんな時もまた、きっと誰しも必ずあって。

 

 

 

もし、一人になれる時間や空間があるなら

思いっきり子ども返りをしてみて。

 

お菓子売場で買って買ってと泣きながら

床にひっくり反ってる駄々っ子みたいに

手足バタつかせて

「ヤダヤダ!」って声に出して

 

そうすると

自分でもびっくりするような動きしたり

言いたい言葉が続けて出てきたり

お腹の中に何かいるのかと思うような

自分と思えないような声が出てきたり

涙が出たり 咽づいたり

咳やら何やら色々出てきたり

出て来なかったり

まぁ色々あったりなかったり

 

とにかく必要なことがきっと起こるから。